内容説明
日本のものづくり産業発達史を辿りながら、企業統治やオーナーと専門経営者の関係など、企業家活動をめぐる多様な論点にアプローチする。
目次
企業家活動からみた日本のものづくり経営史―わが国ものづくり産業の先駆者に学ぶ
第1部 産業革命の先導産業(先進的な工場管理と労使関係を完成させた紡績業―富士紡の和田豊治と鐘紡の武藤山治;近代製紙業の企業家活動―藤原銀次郎の実績主義と大川平三郎の科学主義)
第2部 重工業の創成(民間鉄鋼企業の確立―日本鋼管・白石元治郎と今泉嘉一郎;川崎造船所の創業と経営発展―川崎正蔵と松方幸次郎)第3部 機械産業の国産化(豊田財閥の重工業化と豊田利三郎―企業統治の視点から;戦前期日立製作所のものづくり経営史―小平浪平の企業家活動)
著者等紹介
宇田川勝[ウダガワマサル]
法政大学経営学部教授
四宮正親[シノミヤマサチカ]
関東学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。