内容説明
日産コンツェルンの生成・発展・変容のプロセス、企業集団としての特質、主力企業の日立製作所と日産自動車の最高意思決定過程を企業活動論と経営史学の視覚から解明した日本経営史研究者の必読の書。
目次
第1部 日産コンツェルンの経営史(久原房之助と鮎川義介の企業家活動;日産コンツェルンの戦略・金融・組織;日産の満州進出と満業コンツェルン)
第2部 日産コンツェルンの諸様相(田村家の水産業経営;貝島家の炭鉱業経営;久原・鮎川親族の企業間関係)
第3部 日産コンツェルン傘下企業の事業活動(日立製作所におけるオーナーと専門経営者;日産自動車におけるトップ・マネジメントと意思決定過程)
著者等紹介
宇田川勝[ウダガワマサル]
1944年千葉県に生まれる。1968年法政大学経営学部卒業。1975年法政大学大学院社会科学研究所経済学専攻博士課程修了。現在、法政大学経営学部教授、経済学博士。専攻は日本経営史。1972年、法政大学経営学部研究助手に就任し、専任講師、助教授を経て、84年に教授になり、現在に至る。この間、法政大学経営学部長、同イノベーション・マネジメント研究センター所長、ハーバード大学エンチン研究所客員研究員、学習院大学経済学部、同大学院経営学研究科、早稲田大学大学院商学研究科、各非常勤講師などを歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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