内容説明
人はなぜ老いるのか。人間の心理は年齢とともにどう変化するのか。少子高齢化は日本の政治・経済・社会保障・国土計画等にいかなる影響を及ぼすか。急速に進展する少子高齢化現象は、我々の生活に大きな影響を及ぼしつつあるが、その実態は十分に知られていない。本書は、自然・社会・人文科学の学際的な観点から、この問題を分析している。
目次
第1章 老化の生物学―ヒトはなぜ老いるのか
第2章 加齢の心理学
第3章 少子高齢化の経済的帰結―簡易人口経済計量モデルによるシミュレーション分析
第4章 高齢者の社会保障と介護保険制度
第5章 高齢社会における国土利用と地域振興
第6章 少子高齢社会とデモクラシー
第7章 死生観
著者等紹介
大塚友美[オオツカトモミ]
1953年東京に生まれる。1976年日本大学経済学部卒業。1982年日本大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。1999年学術博士(東北学院大学)。2001年日本大学文理学部教授。2005年日本大学大学院総合科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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