災害時要援護者支援対策―こころのバリアフリーをひろげよう

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  • サイズ B6判/ページ数 118p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784830948121
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0036

内容説明

災害時要援護者の避難は容易なものではない。昨今、各自治体では防災計画が見直され、災害時要援護者名簿や個別計画等も実施されている。しかしながら、まだまだ本格化されていない。実効力のある災害マニュアルや災害時要援護者事前調査の必要性と、障がい当事者である筆者の体験談から『こころのバリアフリー』の重要さが理解できる書である。

目次

1 災害時要援護者とは
2 忘れないで!バリアフリー!!
3 社会のなかのバリアとバリアフリー
4 障がい者とは
5 災害時の災害時要援護者の実態
6 全国(各都道府県)の災害時要援護者事前調査書の現状
7 災害時要援護者事前調査書?それとも台帳?
8 今後の災害に向けて

著者等紹介

有賀絵理[アリガエリ]
1980(昭和55)年、茨城県日立市出身。茨城大学教育学部卒。現在、茨城大学地域総合研究所客員研究員・同大学非常勤講師。障がい当事者でもある自分の体験・経験を活かし、地域福祉の災害時要援護者避難や障がい福祉などを研究。茨城福祉移動サービス団体連絡会役員、認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ理事、NPO法人とらい理事、一般社団法人JMDA茨城県支部理事、一般社団法人日本福祉のまちづくり学会関東甲信越支部役員、国土交通省関東運輸局茨城運輸支局バリアフリーネットワーク会議委員、日立市自立支援協議会委員、日立市自立支援協議会計画専門部会部会長、日立市公共交通会議委員、日立市新庁舎市民懇話会委員、東海村障がい者総合支援協議会委員、認定NPO法人災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード福祉における災害時広域支援システムの構築・運用に関わる研修開発委員、茨城県立水戸特別支援学校学校防災連絡会議委員等に、就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jupiter68

1
自分としては期待はずれでした。災害時のことをもっと知りたかったのだけど、前半は障がいを持っている方に対する接し方一般論だし、災害時の話に入っても個人情報保護法関連の対応で得られたものがないから。自分の疑問というか、次の段階に行きたい思いを満足させるには、別の本しかないかもしれない。2016/11/19

makoto018

0
重度障がい者である著者自身が体験した東日本大震災に基づく、災害論。言葉の重みがちがう。2014/10/24

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