内容説明
本書は筆者が現場で観察してきた実態に基づき、サムスン電子躍進の原動力が外部要因にあるのではなく内部要因にあるとする。これまでの類書とは一線を画し、組織、人事、モノづくり、ブランド戦略、スピード経営など多面的に解き明かす。久しく停滞する日本産業界に多くの示唆を与える書。
目次
第1章 日本企業は何故負けたのか
第2章 サムスンの人材育成策
第3章 サムスン躍進の原動力
第4章 サムスンの地域戦略
第5章 サムスンの未来戦略
第6章 日本企業の復活への道
第7章 サムスンの試練
著者等紹介
石田賢[イシダマサル]
1972年3月慶應義塾大学商学部卒。1972年4月~90年3月(株)三菱総合研究所勤務、産業分析、日本企業のアジア戦略担当。1990年4月~05年2月(株)日本総合研究所勤務、日本企業のアジア戦略、国際分業論担当。2003年9月~05年2月関西大学社会学部・非常勤講師(講座:国際産業関係論)。2002年9月~08年12月韓国漢陽大学校国際学大学院・兼任教授(講座:日韓産業関係論)。2005年3月~10年3月日本サムスン株式会社顧問。2010年4月~エムアイ総研代表。現在、東アジア経済経営学会・理事、日韓ビジネス協議会・副会長(神奈川県)、一般財団法人日韓産業技術協力財団・評議員、計画・技術研究学会・会員、特定非営利活動法人日本シンクタンクアカデミー・理事、アジア・国際経営戦略学会・評議員、アジア経営学会・会員、国士舘大学経営学部・非常勤講師、亜細亜大学アジア研究所・嘱託研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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