内容説明
複雑さの中に「意味のある単純さ」を見出すことに科学の意味を求め、経営理論に一大転換をもたらしたノーベル賞学者の理論に迫る。
目次
序章 パラダイム転換者としてのサイモン
第1章 経営理論の基本的枠組み
第2章 意思決定過程論
第3章 三つの人間行動モデル
第4章 限定された合理性と組織
第5章 複雑性の科学
著者等紹介
田中政光[タナカマサミツ]
横浜国立大学。経営学史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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U-tan
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Herbert Alexander Simon の研究のパンフレット.経営の外形的な取扱いはおおむねサイモンの仕事で片が付いているようにみえる.具体的な,技術・価値の取扱いに入るおおむね安心できる基盤が与えられた. 「経営学史的にみて、いわゆる「近代経営学」をサイモンを除いて語ることはほとんど不可能に近い」と序章で田中政光が指摘する.門外漢であやしげな理解しかもちあがせていないのだが,泰山北斗なのだろう.おもしろくよんだ.経営学史学会に幸あれ!2015/03/20
Taimanharimasyo
0
すごい。2020/11/05