内容説明
中国経済がグローバル化を通じて急速に成長する中、レノボやハイアールに代表される中国企業はいかにして今日のグローバル企業としての地位まで駆け上がってきたのか。本書は中国企業の活動に関する各種データの解析により、中国企業の国際化とイノベーションを通じた競争力強化について事例研究にはない複広い視点を提供する、新しい中国企業研究である。
目次
第1章 中国企業の国際化
第2章 中国企業の国際化とイノベーション―先行研究のサーベイと基本的視点
第3章 国際化する中国企業の実像―輸出企業の特性
第4章 外資企業からのスピルオーバー
第5章 輸出参入とイノベーション―WTO加盟時の中国企業の経験
第6章 中国企業の対外直接投資
第7章 まとめと展望
著者等紹介
八代尚光[ヤシロナオミツ]
1973年東京都生まれ。1998年東京大学経済学研究科修士課程修了、通商産業省(現経済産業省)入省。2008年京都大学経済研究所先端政策分析研究センター准教授。2011年経済協力開発機構(OECD)エコノミスト、東京大学、米ボストン大学経済学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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