内容説明
グローバリゼーションの危険性が指摘されるなか、日本経済のグローバル化はもはや不可逆の流れである。未曾有の世界経済危機、加速する東アジア統合化、深刻化する地球環境問題などに対して、日本はどう対応すべきなのか。日本経済が直面しているグローバル化の新たな問題点と課題について、幅広く考察したグローバリゼーション分析の決定版。
目次
第1部 未曾有の世界経済危機への対応(サブプライム危機と世界経済;円レートと日本のマクロ経済運営;グローバル経済危機と政策協調の虚実;グローバリゼーション・世界経済危機とアフリカ;WTOドーハ・ラウンドと日本の課題)
第2部 加速する東アジア統合化への対応(日本と東アジアの貿易構造変化;東アジア経済圏の形成と日本企業;日本のFTA戦略の現状と課題;日本の外国人介護労働者の受け入れと介護政策)
第3部 深刻化する地球環境問題への対応(地球温暖化問題と日本の対応;日本の食料輸入と食の安全;新型インフルエンザとその対策;日本の廃棄物処理と国際資源循環;日系現地法人の新たな経営課題)
著者等紹介
青木健[アオキタケシ]
1941年東京生まれ。1966年早稲田大学第一政治経済学部卒業、経済学博士。杏林大学大学院国際協力研究科教授、平和祈念事業特別基金理事長を歴任。専攻はアジア経済論、開発経済学
馬田啓一[ウマダケイイチ]
1949年東京生まれ。1979年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在杏林大学総合政策学部教授。専攻は国際経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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