組織論から組織学へ―経営組織論の新展開

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784830946530
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C3034

内容説明

経営という問題解決活動を推進する資源(ヒト、モノ、カネ)と情報を最大限に活用するために「組織」の役割は必須である。大きな進展を見せている組織に関する多様な研究を「組織論」から「組織学」への展開として捉え、さまざまなレベルの社会的現象を「組織」(一定の秩序ある体系)として捉えた最新の研究成果を体系的に論じた書。

目次

第1部 個人と組織(個人‐作業組織‐組織)(個人と組織の関係性―われわれは組織をどのようにとらえるか;オープン・システム・アプローチの人間観と組織―L.von Bertalanffyの一般システム理論と人間観;社会-技術システム論と作業組織;マトリックス的作業組織)
第2部 組織と環境(人間‐組織‐環境)(組織の学習障害:組織学習プロセスに生じる断絶と結合;組織の生成と組織デザイン;組織の環境適応と戦略選択)
第3部 戦略と組織(組織‐戦略‐環境)(鈴木商店の戦略と組織;変化のマネジメント;環境と組織の接点としての戦略)
第4部 組織間関係と環境(組織‐組織間関係‐環境)(組織の環境:組織間関係を通じて;組織間の協力関係と環境操作戦略モデルの模索;組織間関係とイノベーション;組織と文化環境)
終章 組織学への道

著者等紹介

岸田民樹[キシダタミキ]
名古屋大学大学院経済学研究科教授。1948年三重県に生まれる。1972年京都大学経済学部卒業。1974年一橋大学大学院商学研究科修士課程を修了。1977年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位を修得。1977年大阪府立大学経済学部講師。1980年名古屋大学経済学部講師。1984年同助教授。1993年同教授。現在、名古屋大学大学院経済学研究科教授。京都大学経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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