内容説明
ニクラス・ルーマンの理論は刺激的発想(イリテーション)の宝庫であるという著者が、その実例を示し理論の魅力を伝えようと五つのテーマについて論じた論文集。1970年代末の著作との出会い以来30年にわたるルーマン研究の軌跡をふりかえりつつ、エピソードもまじえて分かりやすく語り、読者を秀峰(ルーマン岳)の登山道へといざなう。
目次
序章 基礎概念
第1章 ルーマン理論のおもしろさ
第2章 ダブル・コンティンジェンシーについて
第3章 パーソンズからルーマンへ―4次元図式と3次元図式
第4章 経済システムにおける自己準拠と構造的連結
第5章 経済システムと情報
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