出版社内容情報
ますます緊急の度合いを増している地球環境問題に対して、社会科学はどのような貢献が出来るのか。地球環境問題の解決のためには既存の社会経済システムの変更が求められる以上、社会科学的な知見は不可欠である。本書は、地球環境問題解決の鍵を握る企業の環境経営を理論と実践の両面から多角的に分析、新しい学問分野である環境経営学の体系を提示している。
内容説明
ますます緊急の度合いを増す地球環境問題に対し、社会科学はどのような貢献が出来るのか、地球環境問題の解決のためには既存の社会経済システムの変更が求められる以上、社会科学的な知見は不可欠である。本書は地球環境問題解決の鍵を握る企業の環境経営を理論と実践の両面から多角的に分析、新しい学問分野である環境経営学の体系を提示する。
目次
第1章 環境経営学の体系
第2章 持続可能性とマネジメントの新潮流
第3章 持続可能経営とステークホルダーとの関係性
第4章 BMWのサステナビリティ戦略と「絶対価値」の追求
第5章 環境/CSR経営と企業コミュニケーション
第6章 環境経営と環境教育
第7章 環境金融の意義と機能
第8章 気候変動と企業統治
著者等紹介
鈴木幸毅[スズキコウキ]
1937年東京に生まれる。1960年立教大学経済学部卒業。1967年中央大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1976年商学博士(中央大学)。駒澤大学経営学部・大学院経営学研究科教授を経て2008年4月より東京富士大学大学院経営学研究科教授。日本経営学会(1983~1989年理事)、工業経営研究学会(1993~1999年会長、現在最高顧問)、環境経営学会(2000年~副会長)、日本危機管理学会(2007年~副会長)
所伸之[トコロノブユキ]
1960年茨城県に生まれる。1984年中央大学経済学部卒業。1991年中央大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1997年博士(経営学)(中央大学)。現在、日本大学商学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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