内容説明
ハーバードに生まれた新経営学を描出!バーナード理論や人間関係論はどのようにして生まれたのか。経営学史上、人間関係に初めて着目した思想家の想い、行動を往復書簡を通して描き、理論と実践の一致を目指した人間協働を“科学する”過程を解く。
目次
序言―歴史が、動く
ハーバード大学経営大学院とウォレス・B.ドナム
経営学の探求とエルトン・メイヨーの就任
ローレンス・J.ヘンダーソンの人間生物学の構想―疲労研究所を中心として
ホーソン・リサーチとE.メイヨーの参加
L.J.ヘンダーソンのパレート社会学との出逢い
パレート・セミナーと社会学23講座の開設
人間関係論の芽吹き―E.メイヨーとF.J.レスリスバーガー
人間関係論と忘れられた人物―T.ノース.ホワイトヘッド
チェスター・I.バーナードと経営大学院―フィリップ・キャボットを軸にして
L.J.ヘンダーソンの科学方法への道:ヒポクラテスの方法
W.B.ドナムの経営教育の展開
社会学23講座の新たな展開:具体社会学
歴史が、立ち止まる
著者等紹介
吉原正彦[ヨシハラマサヒコ]
1947年新潟県新潟市生まれ。1969年青山学院大学経済学部卒業。1971年青山学院大学経営学研究科修士課程修了。1993年福島県立会津短期大学、千葉商科大学を経て、青森公立大学経営経済学部教授。現在、経営学史学会理事、経営哲学学会理事。専攻は経営学史、組織論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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