経営書読解の修業―バーナード『経営者の役割』をケースにして

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  • サイズ B5判/ページ数 182p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784830944994
  • NDC分類 335.1
  • Cコード C3034

内容説明

本の読み方を学ぶために、経営書、その古典、バーナードの『経営者の役割』を取り上げる。翻訳本が手元になくても読解上注意すべき点を丁寧に指摘し、それに答えるように各種の工夫をしてサブ・ノートと要約文をまとめる。さらに、バーナードが優れた後進に示唆を与えたと述べたのを受け、発展・補充させたと解釈される諸理論も考察している。労作。

目次

著者は何故この本を書いたのか、何に問題を見出したのか、どのような課題と方法で取り組んだのか、を先ず明らかにする。そのためには序や結や関連箇所を熟読しよう。
著者はこの本をどのように論述体系でまとめようとしたのか、を次に明らかにする。そのためには、著者の示した論述体系と貴方の理解した論述体系を比較・検討しよう。
著者が特定の項目でまとめをしている場合には、それの注意点・補足内容も考察する。不明箇所、複数解釈の可能な所では、他の箇所や全体との関連に拘ることもしてみよう。
著者が章の構成を示し、その章で主張したい点を例を引いて説明している場合があるが、その章の各構成部分を理解し、例示の意味やその限定条件を把握することに努めよう。
著者の論述に従って理解を進めていった方がよい場合もあれば、著書全体や他の諸部分と関連づけて、著者自身の用いた表現を変更する方がヨリ良く理解できる場合もあろう。
著者が一つの概念を規定する場合に、複数の表現をしている時がある。それぞれの意義を理解するとともに、どれが著者の真意に即しているかを決めるように解釈をしよう。
著者が次章での考察の基本的な立場を前章の末尾で明確に述べている場合がある。それを充分に理解して、次章を(その補充関連文献も)適切に解釈するよう努めてみよう。
著者が提示して考察した問題の中身を解釈するばかりでなく、その考察方法も解明しようとして、内容の理解と解釈に、更に、深みを増させ、緻密にさせてみよう。
著者が各問題に各節・項で取り組んだとして標題を付けたが相互作用も取扱っていたら、貴方はそれも考察し、著者が問題間で考察法を統一していなかったら、統一してみよう。
著者が複数の概念グループを示し説明していることがあるが、この場合は、グループ間の相違と相互関係、グループ内の概念間のそれらを、著者の叙述を参考に、解明しよう。〔ほか〕

著者等紹介

河野大機[コウノダイキ]
1942年12月神奈川県小田原市に生まれる。1966年3月一橋大学商学部を卒業。1968年3月同大学院商学研究科修士課程を修了。1971年7月同博士課程を中退(下記採用内定のため)。1971年8月福島大学助教授(経済学部経営学科)に採用。1981年4月千葉大学助教授(法経学部経済学科)に配置換え。1987年12月千葉大学教授に昇任(89年に退職)。1989年4月多摩大学経営情報学部教授に採用(98年に退職)。1995年3月博士(経済学)。1998年4月東北大学教授(経済学部経営学科)に採用。1999年4月東北大学大学院教授(経済学研究科経営学専攻)。担当授業科目は経営管理論特論・経営原理
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