内容説明
IT革命とは何か、どのようなIT革命が欧米やアジア・日本で展開されているのか、IT革命はどのようなミクロ的・マクロ的な経済問題を発生させるのか。IT革命の現状と政策課題をひろく論じた初のテキスト。
目次
第1部 グローバリズムとIT革命時代の日本とアジア(グローバリズム、IT革命および政府:日本・アジアを中心として;グローバリズムとIT革命時代の東南アジア経済と政府の役割;グローバリズムとIT革命時代の韓国・台湾経済と政府の役割;グローバリズムとIT革命時代の日本経済と政府の役割)
第2部 グローバリズムとIT革命時代のミクロ経済政策(ITの時代;IT時代の競争および関連政策;グローバリズムとIT革命時代の規制政策;グローバリズムとIT革命時代の配分問題)
第3部 グローバリズムとIT革命時代のマクロ経済政策(グローバリズム時代におけるマクロ経済と政府の役割;IT革命時代のマクロ経済と政府の役割;グローバル電子商取引とマクロ経済政策)
著者等紹介
長谷川啓之[ハセガワヒロユキ]
日本大学商学部教授。経済学博士。専門は、経済政策、アジア経済論、経済社会学。最近取り組んでいるのは、アジアのIT問題(主として、デジタル・デバイド問題)、日本社会の総合的分析、アジアの民主化と経済発展、アジアの科学技術政策
谷口洋志[タニグチヨウジ]
中央大学経済学部教授。経済学博士。専門は、経済政策、公共経済学、ネットワーク経済論。最近取り組んでいるのは、インターネット・電子商取引の経済学と経済政策、IT化と電子政府化の諸問題
安藤潤[アンドウジュン]
新潟国際情報大学情報文化学部講師。経済学修士。専門は、経済政策、防衛経済学。最近取り組んでいるのは、日米を中心とするIT投資とマクロ経済、防衛支出と経済成長、軍事同盟の経済分析
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