内容説明
ポストモダン経営学はあいまいな世界での組織の認識を見すえて展開されるものである。本書はそうした経営学の一試論である。本書パート1“ゴミ箱理論”はあいまいな世界での意思決定を探ったもので、パート3は文字通り組織の認識についての素描である。そしてパート2では、ポストモダン経営学の旗手K.ワイクの理論がやさしく要約、紹介されている。
目次
プロローグ(経営学の流れ;おもろい理論づくりのために)
1 ゴミ箱理論(ゴミ箱モデル;戸惑う「コカ・コーラ」 ほか)
2 ワイク理論(点と線と図―カール・ワイクの世界(1)
けったいな!―カール・ワイクの世界(2) ほか)
3 組織認識論(組織認識論のススメ;組織の適応モデル ほか)
エピローグ(なにかおもしろいことないか仔猫チャン;ジャングル物語 ほか)
著者等紹介
遠田雄志[エンタユウシ]
1942年東京浅草に生まれる。法政大学大学院博士課程修了。現在、法政大学経営学部教授、経営情報論担当。○塾塾長。○塾工房主宰。組織認識論研究会会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。