出版社内容情報
努力しなくても報われる人があふれ、無気力になった日本人。自由競争、自主独立、士魂商才などの斬り口から自信と活力を取り戻すアイデアを提案。 努力しなくても報われる人が溢れ、努力する人が割を食う社会になった現代日本。不況はここに元凶があるのだ。 本書では、日本人を無気力にした「平等主義の悪弊」を浮き彫りにし、気概ある日本人に変わるための処方箋を明示する。 まず、「高すぎて手元に稼ぎが残らない税制」「官僚が邪魔する自由競争」「多すぎるお上頼りの商売」「補助金付けで民間を邪魔する特殊法人」など、「無気力」に成らざるを得ない社会の実態を明らかにする。さらに、自由競争の精神を失わせた戦後教育の罪を問う。その上で、活力を取り戻すための提案を行う。第一に、官僚から「規制と財投」を取り上げて真の自由経済を取り戻す。第二に、文部省支配の教育行政を止め、個性ある人間を一番に評価する教育システムへ。第三に、「武士道の美徳に基づく『士魂商才』の精神」に基づいた商売の復活。 活力を取り戻すため、独立自尊の民間企業による自由競争の実現を説く入魂の一冊。
内容説明
努力しても報われない、給料増えても税金地獄。こんな社会はもう真っ平。活力と誇りを取り戻すために、自由競争と「士魂」の大切さを説く。
目次
序章 自由と平等をはき違えた日本人
１ 無気力になった日本人
２ なぜこのような状況になったのか
３ 日本人の自信と活力を取り戻すために
終章 明日の日本人の姿
