内容説明
新しい学問の創造を図る研究者必読の書！グローバリゼーションという言葉が知的分析なしに一人歩きを始め、国境の壁を崩しつつある。これに対する学問の創造が急務だが、日本の研究者もそれに参加しなければならない。しかしその視野は日本を意識しつつも人類としてのものであるべきだ。その学問は太い原理と柔軟な構造と独創的着想が必要条件である。本書はそれを心掛けた労作である。
目次
第１部 グローバル・ビジネスの構造と分析（国際経営政治学―２つの分野の統合；経営―その原則・構造・環境；市場の創造―製品ライフ・サイクルと消費者行動；グローバル・ビジネス）
第２部 国際関係空間分析と企業パラダイム・シフト（企業受け入れ国の対応；国際関係空間図の作成―「ナショナリズム」・「経済力」・「国民国家の三位一体構造」の３次元空間；国籍衣替えによる企業パラダイム・シフト―国際関係に対するグローバル・ビジネスの真の意味）
第３部 世界システム分析とグローバル・ビジネス（世界システムの構造分析―概観と批判；世界システムにおける理性的世代交代モデル；国際連合と覇権システム、そしてグローバル・ビジネスの３次元空間；地球環境とグローバル・ビジネス）
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