内容説明
わが国国公立大学において最初に設立された静岡県立大学経営情報学部の経営・会計系を中心とした気鋭の執筆陣による意欲的書。情報化の急激な変化に対応し、現在の講義内容に最新の研究成果を加えた、学生だけでなく、研究者にとっても貴重な情報源となる一書。
目次
1 情報と産業(広告の経済学;渋沢栄一と徳川慶喜;中小企業に学ぶ経営の現地化 ほか)
2 情報と組織(情報洪水と新しい能力、情報意識とその源泉;情報の発受信体としての組織;高度OA化と組織慣性の打破―Y社における女性の戦略的活用 ほか)
3 情報と会計・財務(セグメント情報開示基準の作成過程と日本企業の開示姿勢;管理会計における経済学アプローチの再検討―アウトソーシングに関する意思決定をめぐって;中小企業会計情報考―中小企業会計情報の実態と信頼性改善試案)