内容説明
経営システムの日本的特質の象徴的存在、企業集団を中心にコーポレート・ガバナンスの現状を様々な角度から検討し、目指すところ経営理念の正当性・市場取引での公正性を追求。
目次
第1章 コーポレート・ガバナンス論争の背景とその意義
第2章 企業集団支配とコーポレート・ガバナンス
第3章 株式所有構造の変化とコーポレート・ガバナンス
第4章 経営構造の変化とコーポレート・ガバナンス
第5章 日本の機関投資家とコーポレート・ガバナンス
第6章 配当政策とコーポレート・ガバナンス
第7章 「コーポレート・ガバナンス」論における株式「市場の規律」とその前提―1980年代金融バブルの教訓
第8章 M&Aとコーポレート・ガバナンス
第9章 経営財務の法制度とコーポレート・ガバナンス
第10章 中小企業とコーポレート・ガバナンス