内容説明
ノーベル経済学賞受賞そして、組織論、企業経済学の第一人者H.A.サイモンの業績を体系的に示し、彼が、人間と組織と意思決定、およびそのメカニズムについてどのように考え、どのような理論を展開してきたのか、独自の解釈を織込み全体像を解く、著者長年の労作。
目次
第1章 問いの原型と意思決定理論
第2章 経済学からの認知科学へ
第3章 人工システムの科学
第4章 人間の問題解決―1970年代前半
第5章 新たな人間モデルを求めて
第6章 認知科学から経済動学へ
第7章 認知科学から組織動学へ