内容説明
国際経済化の中で大きく揺さぶられる産業の姿を分析し、世界の産業地図とそれを形成してきた要因の経済的・非経済的な最近の変化をその両面にわたって理論的・実証的に説く力作。国際経営・産業経済・開発経済、加えて国際経済を学ぶ人に裨益大きい好著である。
目次
第1章 過渡期の世界産業
第2章 第2次世界大戦後の産業が置かれた環境
第3章 産業政策の進展―部門別の検討
第4章 産業部門レベルでの構造変化
第5章 製造業部門内の構造変化
第6章 成熟する工業成長の主柱産業―自動車と鉄鋼
第7章 成長ないしは生残りの原動力―3つの産業の物語
第8章 変容しつつある世界の中での産業戦略と国家政策