内容説明
主要学説を理論的・思想的観点から取り上げ、これまで本格的に論及されることのなかった規範(目的)確立の方法論を追究。実践的経営経済学は一種の規範的経営経済学であるとの立場を確認し、「新規範主義経営経済学」を構想した画期的著。
目次
第1章 ドイツ経営経済学の一系譜―個と全体の統合
第2章 経営経済学の発展と近代的経営経済学の生成
第3章 シェーア商業経営学の基礎構造
第4章 ニックリッシュ経営経済学
第5章 理論的経営経済学の基本思考―ワイヤーマン=シェニッツの『科学的私経済学』とリーガーの『私経済学』を中心にして
第6章 応用科学としての経営経済学の構想
第7章 グーテンベルク経営経済学以降の若干の新構想
第8章 新規範主義経済経済学の一系譜
第9章 意思決定志向的経営経済学と価値判断―ハイネン=ディーテルの方法論を中心として
第10章 意思決定志向的経営経済学と構成主義経営経済学―ハイネン=ディーテルの方法論の克服をめざして
第11章 構成主義経営経済学の展開