出版社内容情報
《内容》 日本でも1999年に低用量ピルと銅附加IUD(子宮内避妊器具)が認可されたが,本書は1996年にアメリカで発行された「臨床避妊 ガイド」(A Clinical Guide for Contraception, Second Edition)の翻訳本.ピルやIUDはもちろん日本ではまだ未認可の方法も含め,近代的避妊法の歴史から効果,副作用や問題点まで詳しく解説.翻訳には「性と健康を考える女性専門家の会」の方々があたり,日本との違い等については翻訳者による丁寧な脚注が付いている.産褥期・思春期・高齢期の避妊,不妊手術,人工妊娠中絶についても詳述しており,医療関係者はじめ家族計画や性教育に携わるすべての方におすすめの,実地に役立つ分りやすいガイドブック.
内容説明
この本は、避妊のための臨床ガイドという臨床家向けの本である。低用量ピルをはじめ、授乳という昔から使われてきた極めて自然な避妊法までが、科学的な根拠をもとに網羅されている。バリア法やリズム法などの避妊法もそれぞれ章立ててあり、効果や欠点など、方法を選択するための情報が明確に、豊富に書かれている。
目次
1 アメリカの避妊事情
2 経口避妊薬
3 経口避妊薬の特殊な用法―プロゲスチン単独のミニピル、緊急避妊法
4 皮下埋没式避妊法:ノルプラント
5 注射法による避妊法:デポ・プロベラ
6 子宮内避妊―子宮内避妊器具:IUD
7 バリア法
8 周期的禁欲法
9 産褥期、母乳栄養と避妊
10 年齢別避妊の臨床ガイドライン
11 不妊手術
12 人工妊娠中絶
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