出版社内容情報
《内容》 整形外科の研修医・レジデントが,臨床の現場で「今,このことについて少し詳しいことを知りたい」「とりあえず治療方針の立て方を知りたい」と思ったときに役に立つ,ポケットサイズのマニュアル本.今何をなすべきか,どこからは上司や専門医に委ねるべきか,インフォームド・コンセントのポイントは何か,などを盛り込みつつ,新項目を加え内容を一層充実させた第2版. 《目次》 A.救急処置 1 脊椎骨折・脊髄損傷 2 頸部捻挫・腰部捻挫 3 骨盤骨折・脱臼 4 四肢の骨折・脱臼 5 四肢の開放骨折・挫滅創 6 四肢の切断創と再接着 7 四肢の急性循環障害 8 手指の新鮮開放創 9 四肢・体幹の急性疼痛 10 熱傷B.主要症候の診断 1 慢性疼痛・多発痛 2 発熱 3 腫脹 4 跛行 5 四肢体幹の可動域制限 6 関節不安定性・弛緩性 7 感覚障害 8 運動麻痺・筋萎縮・筋脱力 9 巧緻性運動障害・運動失調・振戦・不随意運動 10 不定愁訴C.主要疾患 小児疾患 全身性疾患(成人) 循環障害 神経損傷 骨軟部良性腫瘍 骨軟部悪性腫瘍 脊椎疾患 肩甲帯~上腕 肘 前腕~手 骨盤帯~大腿 膝~下腿 下腿~足部D.診断 1 診察法 2 検査のオーダーと結果の解釈・患者への説明 3 暫定診断から確定診断へE.検査とその解釈 1 身体計測・関節可動域検査 2 徒手筋力検査 3 反射 4 感覚検査 5 ADL検査 6 血液・尿検査 7 X線検査 8 関節穿刺・関節液検査・関節造影 9 関節鏡検査 10 MRI 11 脊髄造影・椎間板造影・神経根造影 12 腰椎穿刺・脳脊髄液(CSF)検査 13 血管造影 14 超音波検査 15 骨粗鬆度・骨密度測定 16 シンチグラフィ 17 病理組織検査 18.微生物検査 19.電気生理学的診断法(電気診断)F.治療 1 保存療法 2 装具療法 3 ギプス治療 4 牽引療法 5 創処置骨 6 骨軟部悪性腫瘍に対する治療原則 7 整形外科における麻酔 8 ペインクリニック 9 術前準備 10 術前合併症に対する処置 11 自己血輸血 12 術後管理 13 ハビリテーション・切断・義肢 14 成績評価 15 補遺G.医療書類の書き方