出版社内容情報
《内容》 循環器領域における救急患者を,ひとまず安定させるための診断と手技に重点を置いて解説された実用書.記述の中心を病態・現症におき,胸部症状を呈する腹部臓器疾患や,腹部症状を呈する循環器疾患にも目を向けた,現場で役立つ内容.負荷検査やカテーテル検査治療の増加に伴う“医原性エマージェンシー”ともいうべき合併症への処置方法や,放置するとエマージェンシーになる可能性が高い病態(切迫緊急症 impending emergency)も解説. 《目次》 総 論1.エマージェンシーとは何か2.エマージェンシー時の身体所見3.エマージェンシー時に行う検査各 論4.エマージェンシー時に行う特別な手技5.病態別の診かたと処しかた6.医原性エマージェンシー7.切迫緊急症 impending emergency8.循環器救急のあり方
内容説明
本書では、病態から原因を鑑別し、それに即した対処法を記述することを基本にし、胸部症状を呈する腹部臓器疾患や、逆に腹部症状を呈する循環器疾患、負荷検査やカテーテル検査治療の最近の増加に伴う医原性エマージェンシーともいうべき合併症、現時点ではエマージェンシーではないが、放置するとエマージェンシーになる可能性が高い病態「切迫緊急症」(impending emergency)にも項目を設けた。「まさに現場で必要な知識」が纒まり、整理された書。
目次
総論
各論(エマージェンシー時に行う特別な手技;病態別の診かたと処しかた;医原性エマージェンシー;切迫緊急症impending emergecy;循環器救急のあり方)