内容説明
研修医や非専門医が内分泌疾患の診療において打つべき「最初の一手ファーストタッチ」をQ/A式に手ほどき!「机上の指導医・専門医」とも言うべき頼もしい1冊!
目次
1章 診断編―病歴/所見から始まる内分泌疾患の診断アプローチ(高身長について相談されました。何を調べればよいですか?;低身長について相談されました。何を調べればよいですか?;体重減少で原因検査を依頼されました。精査すべき内分泌疾患は何ですか? ほか)
2章 検査所見編―異常所見をどう判断するか?(血清ナトリウム値の異常がみつかりました。どのように検査し、治療を進めますか?;血清カリウム値の異常が見つかりました。どのように検査し、治療を進めますか?;血清カルシウム値の異常がみつかりました。どのように検査し、治療を進めますか? ほか)
3章 治療編―内分泌疾患の患者さんが来たらどうするか?(先端巨大症の治療方針の立て方とフォローアップについて教えてください;成人でも成長ホルモンの補充が必要な人がいると聞きました。どのように治療するのですか?;下垂体腺腫手術後のホルモン補充療法とテーパリング(漸減)の方法を教えてください ほか)
著者等紹介
鈴木敦詞[スズキアツシ]
藤田保健衛生大学医学部内分泌・代謝内科准教授
和田誠基[ワダセイキ]
武蔵藤沢セントラルクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もくもく
2
あれ? アマゾンには書影がないのかな? 鈴木先生&母校内分泌代謝内科のドクターが中心になって執筆された内分泌臨床の専門書(入門書?)です。第一章は病歴や症状から、第二章は検査異常から、それぞれ内分泌疾患を疑うことについて述べ、第三章では具体的な内分泌疾患の管理について系統的に語られています。まさに、こういう本が欲しかった。 「遠藤先生が研修医の質問に答える」って形式でQ&A方式になっていて・・・遠藤先生ってのは endocrinology からのシャレってことですね。(^_^)2014/01/22