出版社内容情報
《内容》 ● 近年大きく変貌している感染症の病態と症状,成り立ち,進展のメカニズム,そして診断と治療臨床に即して読み物風にわかりやすく解説. ● 各項目冒頭に「理解のためのエッセンス」を置き,知っておくと役立つ関連知識を「memo」として随所に挿入.若手医師や研修医必読の書.● infection control doctor (ICD) やinfection control nurse (ICN) にもおすすめの書.2色刷,口絵カラー8頁(カラー写真51点) 《目次》 1.発熱は診断の糸口―発熱の鑑別は内科医の基本― 2.喀痰を伴っていたら―痰は呼吸器感染症診断の宝箱― 3.胸部X線写真に陰影がある場合―胸部CTも参考にして― 4.下痢を伴っていたら―「すぐに下痢止め」は禁忌― 5.腹痛を伴っていたら―外科か内科かそれが問題だ― 6.尿症状のあるときは―問診は大切な糸口― 7.皮疹をみたら―皮膚はからだの鏡― 8.頭痛を訴える患者さん―緊急検査か鎮痛薬か― 9.視力障害を伴っていたら―瞳にひそむ重大な病気―10.関節痛を伴っていたら―鑑別が大切―11.好中球減少時の発熱―感染症か否か―12.血液培養で陽性のとき―汚染か菌血症か―13.肝機能異常のとき―肝機能異常はいろいろな感染症で起こる―14.異常リンパ球がみられたとき15.カテーテル感染症16.糖尿病患者―糖尿病を好む微生物たち―17.腎疾患患者―透析患者を中心に―18.肝疾患患者―ビブリオ・ブルニフィカスは致死的になる―19.担癌患者―治療を支える感染症の克服―20.臓器移植患者―感染症コントロールが重要―21.手術後の患者―手術は成功したけれど―22.性交渉と感染症―忍び寄る性感染症―23.ペットと感染症―可愛いばかりじゃないペットたち―24.海外旅行と感染症―交通網の発達と輸入感染症の日常化―25.新興・再興感染症―感染症の逆襲―26.薬剤感受性の読み方―検査結果から抗菌薬を選ぶ―27.耐性菌ってどんな菌―作られる耐性菌―28.院内感染対策―微生物の感染経路を熟知しよう―29.感染症治療のエッセンス―薬剤選択を中心に―30.喀痰,尿,便,血液のグラム染色31.各種肺炎の胸部レントゲン
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