出版社内容情報
《内容》 公衆衛生学は基礎と臨床の両領域にまたがる国際的，学際的な総合環境学であり，ヒトの健康を追及する保健学でもある．この極めて広汎な内容を持つ公衆衛生学を，限られた時間内で効率良く習得できるよう編集された教科書．100名に及ぶ執筆陣がハイレベルな内容で解説しており，４年制大学の医療技術系学生向けのものではあるが，医師や医療従事者の生涯教育用としても十分活用できる．
《目次》
I．総論
Ａ．公衆衛生の概念と意義
Ｂ．公衆衛生の歴史的背景－公衆衛生と社会情勢
Ｃ．公衆衛生活動の基本概念
Ｄ．地域における保健活動
II．保健統計
Ａ．保健統計で基本となる概念
Ｂ．統計的手法の選択
Ｃ．人口統計
Ｄ．保健サービスに関する統計
III．疫学
Ａ．疫学の意義
Ｂ．疫学の対象および範囲
Ｃ．疫学や健康障害の発生要因
Ｄ．疫学の方法論
Ｅ．感染症の疫学
IV．母子保健
Ａ．母性保健
Ｂ．母子保健統計
Ｃ．小児保健
V．成人・老年保健
Ａ．成人保健の目的と意義
Ｂ．生活習慣病
Ｃ．主な生活習慣病
Ｄ．老年保健
VI．産業保健
Ａ．産業疲労
Ｂ．健康管理
Ｃ．職業病
Ｄ．労働衛生行政
Ｅ．国際労働衛生
VII．学校保健
Ａ．学校保健
Ｂ．保健指導
Ｃ．保健学習
Ｄ．学校安全
VIII．食品衛生，国民栄養
Ａ．食中毒の疫学と細菌およびウイルス，その他による食中毒
Ｂ．化学物質および自然毒による食中毒と食品の衛生的取り扱い
Ｃ．栄養と健康
IX．精神保健
Ａ．精神保健とは
Ｂ．ライフサイクルと精神保健
Ｃ．精神保健の進め方
Ｄ．精神障害の疫学
Ｅ．精神保健福祉法
X．環境保健
Ａ．大気と水
Ｂ．衣服および住居
Ｃ．環境
Ｄ．公害
Ｅ．廃棄物処理
XI．社会保障制度
Ａ．社会福祉制度
Ｂ．社会保険制度
Ｃ．保健医療制度
Ｄ．障害者に対する支援活動
Ｅ．保健医療とその活動
XII．衛生行政・衛生法規
Ａ．衛生行政の概念
Ｂ．保健関係法規
Ｃ．予防衛生法規
Ｄ．栄養関係法規
Ｅ．医療施設関係法規
Ｆ．医療従事者関係法規
Ｇ．薬物取り締まり関係法規
Ｈ．環境衛生関係法規
Ｉ．特別衛生行政関係法規
Ｊ．福祉関係法規
XIII．国際保健
索引
目次
総論
保健統計
疫学
母子保健
成人・老年保健
産業保健
学校保健
食品衛生、国民栄養
精神保健
環境保健
社会保障制度
衛生行政・衛生法規
国際保険
著者等紹介
真野喜洋［マノヨシヒロ］
東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科健康教育学
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