出版社内容情報
《内容》 医師にとって必須のルチンである処方せんの書きかたを,東大薬剤部の豊富な実例を呈示しつつ,しかもコンパクトにまとめた好評書.医薬品の品目数や情報量の増大,院外処方せん発行の推進を前にして,医師から薬剤師に的確に情報を伝達するためのスタンダードマニュアル.第5版では注射薬の項目を新たに設け一層の充実を図った.2色刷.
内容説明
東京大学医学部附属病院では医師向けの情報冊子等によって、医学部学生、研修医、医師に対して、適正な薬物療法のための処方せんの正しい書きかたについて説明してきた。本冊子はその際に用いるテキストを標準化したもの。今回の改訂では、注射薬を含め医療事故防止の観点からより実践的な処方例とそれに関連した必須事項を表形式にしたものを加え、実務書として内容をさらに充実させた。
目次
処方せんの書きかた等に起因する医療事故を防止するために
処方せん記載に関する主な法令等(保険診療の場合)
処方せん記載上の留意事項
実際の処方せんにみられた困った記載例
処方する際に特に注意する薬剤の例
処方する際に特に注意する記載例
特別な服用方法を行う場合の記載例
注射薬の処方せんの書きかた
資料・参照法令等
著者等紹介
桐野高明[キリノタカアキ]
東京大学教授。医学部長
加藤進昌[カトウノブマサ]
東京大学教授。医学部附属病院病院長
伊賀立二[イガタツジ]
東京大学教授。医学部附属病院薬剤部長
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