組織学 (第2版)

組織学 (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 650p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784830600166
  • NDC分類 491.11
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 解剖学は現在大きく肉眼解剖学,組織学,細胞学の3分野に分けられている.肉眼解剖学の実習としては人体解剖実習,組織学関係の実習としては光学顕微鏡による組織学実習,細胞学関係としては電子顕微鏡写真の解読,電子顕微鏡用技術の供覧が行われている所が多い.したがって「組織学」の教科書は光学顕微鏡レベルの所見と知識を中心にすべきで電子顕微鏡像を主とした細胞学は独立した書籍を参考にする方がよい. 本書では電子顕微鏡レベルの内容は光学顕微鏡レベルの構造を誤りなく理解する上に必要な最小限度に留め,組織学実習の際にも十分役に立ち通読しうるような形の記載にした. 特に各論の冒頭に,極めて簡略に肉眼レベルでの構造との関係を主として図説的に入れ,組織構造と機能との関係がわかるよう努めた. 外国語表記は原則として英語と広く用いられているラテン語を用いた. 図283点,写真607点     《目次》 総論 1.組織学とは何か  A.生体のレベル別構成と次元:解剖学における組織学の立場  B.記述的形態学と機能的形態学 2.組織構造観察法の大要  A.各種顕微鏡による組織構造の観察法  B.組織構造と機能の関連を追究する方法  C.生きている組織・細胞を観察する方法 3.組織学実習における組織構造観察の際に要する注意事項  A.標本の作製状態を知ること  B.観察する部位に対する注意  C.大きさの推定ないし測定  D.標本上の人工産物の判定  E.一断面からの立体構造の把握:二次元像から三次元像の再構成 4.体組織構成の三大要素  A.細胞  B.細胞間物質  C.体液 5.体組織の四基本型  A.上皮組織  B.結合組織  C.筋組織  D.神経組織 6.組織発生 7.上皮組織  A.上皮組織の分類と機能  B.被蓋および縁取り上皮  C.腺上皮 8.結合組織  A.結合組織の構成要素  B.結合組織にみられる細胞  C.結合組織の分類とその多様性  D.胎生結合組織  E.(成熟)結合組織 9.筋組織  A.筋組織の分類  B.骨格筋の構造と機能  C.心筋の構造  D.平滑筋の構造と機能 10.神経組織  A.神経組織の構成要素  B.神経細胞  C.神経膠細胞  D.有髄神経線維と無髄神経線維  E.灰白質と白質  F.上衣と脈絡叢  G.髄膜  H.中枢神経組織  I.末梢神経組織 各論 11.心脈管系  A.心血管系  B.リンパ管系 12.免疫系  A.免疫系,生体防御系およびリンパ系  B.リンパ性組織・器官  C.リンパ小節  D.リンパ節  E.脾臓  F.胸腺 13.皮膚  A.概説  B.手掌型の皮膚  C.普通の皮膚  D.皮膚付属器官 14.消化器系  A.口唇  B.扁桃  C.舌  D.歯  E.歯の発生と成長  F.唾液腺  G.消化管の一般構造  H.食道  I.胃  J.小腸  K.大腸  L.肝臓  M.胆管系  N.膵臓 15.呼吸器系  A.鼻  B.咽頭  C.喉頭  D.気管  E.主気管支(1次-)  F.肺  G.肺胸膜  H.胎児の肺 16.泌尿器系  A.腎臓  B.腎杯と腎盤  C.尿路 17.男性生殖器  A.精巣  B.精巣の導管  C.付属腺  D.外生殖器  E.精液 18.女性生殖器  A.卵巣  B.卵管  C.子宮  D.胎盤  E.腟  F.外陰部 19.内分泌器系  A.下垂体  B.松果体  C.甲状腺  D.上皮小体  E.副腎  F.パラガングリオン 20.平衡・聴覚器  A.平衡・聴覚器概説  B.平衡・聴覚器の発生  C.平衡器  D.聴覚器  E.外耳および中耳  F.音の伝達と聴覚のしくみ  G.ヒトの側頭骨の水平断標本 21.視覚器  A.概説  B.眼球の発生  C.眼球  D.眼球の内容物  E.眼球付属器 索引

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