内容説明
本書の“DE”とは、ことわざを「データとして」という意味である。故に本書は副題を含めて、ことわざをデータとして、社会心理学における一つのテーマとしての「現代日本社会における常識・非常識」という社会意識、さらに社会規範・規制などを考える社会心理学の少し常識を脱した(逸したではない)入門書である。
目次
1部 “常識”דことわざ”ד社会心理学”
(“常識”についての序章;“ことわざ”についての序章)
2部 ことわざ社会心理学探究の可能性(“ことわざ”と“社会心理学”、そして“常識”;“ことわざ”と“社会心理学” ほか)
3部 既成の(伝統的)ことわざ DE 社会心理学(ことわざ DE 「常識」の諸側面を考える;ことわざ DE 常識の4分類、再考 ほか)
4部 「ことわざ創り」 DE 社会心理学(創作ことわざの論理と体育・スポーツ教育;ことわざ創り調査法の可能性 ほか)
5部 ことわざに関する情報蒐集とことわざ学の可能性(ことわざ研究におけるネット情報の活用;「“郷土のことわざ文献蒐集”調査」と、“ことわざの記述の呼びかけ”運動)
著者等紹介
穴田義孝[アナダヨシユキ]
明治大学政治経済学部教授(ことわざ学会)
大田治男[オオタハルオ]
東京司法書士会・東京都行政書士会(ことわざ学会)
山口政信[ヤマグチマサノブ]
明治大学法学部教授(ことわざ学会)
立柳聡[タチヤナギサトシ]
福島県立医科大学看護学部講師
武田勝昭[タケダカツアキ]
和歌山大学教育学部教授(ことわざ学会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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