内容説明
本書は、齊藤昇教授(立正大学文学部)と鏡味國彦元教授の友人及び教え子たち同学の志が一堂に会して、それぞれの研究成果を披露したものである。その多くが国際異文化学会の会員であり、内容は英米文学、比較文学と多岐にわたっている。分かり易さをモットーに数多くのイラストを載せた。
目次
第1部 イギリス文学編(イギリス文学史散歩;ブレイクのヴィジョンにおける子どもと喜び―「はじめのうた」における強弱格の用法;ウイリアム・ブレイクの文学と視覚芸術への誘い;ジョン・キーツについて;ドラキュラの一考察―ドラキュラとフランス、ポリドリからストーカーへの系譜 ほか)
第2部 アメリカ文学編(文学的地平を拓く―ワシントン・アーヴィングとウォルター・スコット;ウォールデン湖と四尾連湖―もうひとつのソロー文学受容史;ウォルト・ホイットマン;ルイザ・メイ・オルコットの2つの人生―『若草物語』に描かれたものと描かれなかったもの;ある短編作家の文学風景―O.ヘンリーのニューヨーク ほか)
著者等紹介
鏡味國彦[カガミクニヒコ]
元立正大学文学部・大学院文学研究科教授。国際異文化学会名誉顧問・現代文学史研究所常任幹事。文学博士
齊藤昇[サイトウノボル]
立正大学文学部・大学院文学研究科教授。日本ソロー学会会長。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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