内容説明
同棲中の雑誌編集者J.M.マリとの間の寄せては返す複雑な愛、第一次大戦の戦場に倒れた弟への狂おしい愛、思いがけない恋人たちとの満たされない恋、D.H.ロレンスとの火花の出るような激しい友情、そしてライバルであるヴァージニア・ウルフへの敵愾心、反戦主義者バートランド・ラッセルとのたわむれの恋などをふくむブルームズベリー・グループとの騒々しい交遊。そのび寄る結核の恐怖…機知にとんだ会話でたどられる大戦下のマンスフィールドの3年間が、いま余すところなく生き生きとよみがえる。
著者等紹介
大澤銀作[オオサワギンサク]
1939年栃木県生まれ。東洋大学を経て東洋大学大学院英文学専攻博士課程修了、大正大学文学部教授、英語学専攻、日本マンスフィールド協会会長、マンスフィールド記念館館長
田島哲朗[タジマテツロウ]
1943年千葉県生まれ。九州大学法学部卒業、日本マンスフィールド協会および日本ニュージーランド学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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