内容説明
少子高齢社会といわれている21世紀は、高齢者が豊かに暮らせる社会であるとともに、子どもの幸せが守られなければならない時代でもある。だが現実には虐待の急激な増加に示されるように、子どもをとりまく環境は悪化し、子どもたちが生きにくい状況になっている。本書はそんな問題をかかえている子どもたちの生存と成長を支える活動の基本と応用についてまとめた入門書である。
目次
第1部 児童養護の基礎(児童福祉と養護;子ども家庭福祉の歴史;施設養護の基本原理;施設養護の技術;児童養護とソーシャルワーカー)
第2部 児童福祉施設各論(家庭環境に問題のある児童の施設;心身に障害のある児童の施設;情緒・行動に問題のある児童の施設;児童厚生施設)
著者等紹介
米山岳広[ヨネヤマタカヒロ]
武蔵野大学
小野剛[オノツヨシ]
鶴見大学短期大学部
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