内容説明
本書は1995年に書かれた「表現―幼児と音楽」をベースに音楽表現教育のさまざまな問題の解決への糸口を見出すことを目的とした。子どもの表現に対する基本的な考え方は何も変わっていないが、本書では、「子どもの音楽表現を指導する」から「子どもの音楽表現が生まれる指導へ」更なる追求をした。
目次
第1章 「表現」を探る(人と表現;表現教育の考え方)
第2章 音・音楽の表現力を探る(『音』から『音楽』へ;民族・文化・音楽;日本人におけるピアノ文化)
第3章 表現の発達を考える(音楽能力の発達;音楽表現を育てる教育方法;保育者養成における実践)
第4章 マルチメディア時代の表現(実習課題の構成)
第5章 楽典
著者等紹介
荒木紫乃[アラキシノ]
鶴見大学短期大学部
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