子どもの絵と性格

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784830109843
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

内容説明

昭和30年前後から子供の絵から子供の心理、環境などを読み取ることが盛んに行われ、多数の出版物も出た。羽仁進監督の「絵をかく子どもたち」で、かけっこに負けた女の子が紫の絵をかいたり、五所平之助監督の「黄色いからす」で父親との愛情関係がうまくいかない男の子が黄色と黒の絵を描いた映画などがこのブームをあおった。これらの研究の元になったのがアルシューラとハトウィック共著の「子どもの絵と性格」である。子供の絵の心理を研究するものにとっては古典であり今だに新しい原典である。子供がある色を使ったからこうだと簡単に決めず、同じ色でも使い方で正反対の意味を持つことがある。総合的判断の大切さを多数の事例と共に本書は詳述している。子供の教育、子供の絵の研究をする者にとっては必読の書。

目次

第1章 色彩の使用を通して現れた個々の子どもの心の動き(暖かい色と、冷たい色の違い;色々な色の象徴的使用;色の置き方 ほか)
第2章 線や形によって表明された個々の子どもの型(曲線あるいは円形の絵に対する直線・縦の、あるいは角ばった筆遣いの潜在的な意味;象徴的意義;線や形の他の側面)
第3章 紙面の使い方と空間の形(利用されたスペースの程度;特に配置に関係のあるスペースの使い方;スペースの使い方)

著者等紹介

島崎清海[シマザキキヨミ]
1923年高知県南国市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろくろ

0
色、何かしら問題のある子どもの絵を解説している。とても読みづらい。こういう問題のある子はこういう絵を描いた→このような絵を描く子の傾向見たいな風に書いてくれればもっと読みやすく、参考になったと思う。2014/09/29

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