目次
序論 思想を学ぶということ
人類史と文化の展開(人類の誕生;農業と牧畜の開始;文明の発祥;枢軸の時代)
人間の思想の歩み(ギリシア思想;キリスト教思想;西洋近代の思想;インドの思想;中国の思想;日本の思想)
現代の思想的状況(分析の哲学;社会と歴史の哲学;生と実存の哲学;現象学と構造主義)
結語 未来と展望
感想・レビュー
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んあー
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題名通り、哲学入門というか、思想入門の本。人類の思想の歩みを大きく西洋、東洋の東西2つに分けて成り立ちの経緯、学派の分化、主張等を原典からの引用を交えて説明している。内容的には「思想史」といった言い方が適しているかもしれない。ギリシャ思想やキリスト、イスラム思想はわかりやすかったし、インドや中国、日本の思想(東洋思想)は馴染みがあるせいか理解も進んだが、西洋近代思想あたりは人物や考えがとにかくゴチャゴチャしていて中々難しかった。キッカケとしては良い本であったと思う。再度学習した後、読み直したい。2013/04/12