内容説明
人を避け、ひとりで生きている暮らしの中では恋も愛も成り立たないばかりでなく、人権も人格も意味をなさないであろう。人間として生きる意味は、たがいに人格や人権を認めあい心がふれあうところに生まれ存在するのである。人間は他の人と共存する中で、たがいに人間らしく生き、生かされているのである。
目次
第1章 知と愛(知識を得て;親と子のはざまで)
第2章 気力(体と心;競争と助力)
第3章 自己(自己を離れて;愛しかた愛されかた)
第4章 人と人(老いて;生活の中の喜び)
第5章 家庭(夫婦;家庭と家族)