出版社内容情報
「さかな さかさか しゃかなさん?」伸一が会った白ひげのおじいさんは、不思議な呪文をとなえた。 小学校中学年から一般むき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
主人公の伸一くんとてる美ちゃんが魔法を覚える。その魔法はだしジャコを魚(カタクチイワシ)に変えるという。日本の絵本というより、外国の絵本というイメージだったけれど、『大人も読みたい子どもの絵本』で著者の奥田さんの解説を読んで、納得。テキストにはないところばかりを描く米倉さん。夏の話なのに伸一くんはとっくりのセーターを着ているなど、不思議な違和感があったのはそこなんだ!と思いました。大人が読んでも楽しい絵本です。2020/02/09
かおりんご
12
絵本。子供にしか魔法は使えないのかもね。なるほどって思ったけれど、子供には難しそう。2013/10/06
ochatomo
7
ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞グランプリ受賞作 不思議な雰囲気のお話 カバー袖の『7才から70才まで』に納得! モノクロの挿絵は米倉斉加年さん 1975刊2022/12/02
奈良坂葵
3
不思議な世界を描く、米倉斉加年の繊細なペン画が印象的2016/03/16
調“本”薬局問悶堂
2
もしかしたら使えるようになるかもしれないような、使えてもなにに役立つのかわからないような、小さな魔法。 「なにに役立つか」なんて考えるから、大人には魔法が使えないのかもしれない。 挿絵もすてきな絵本。2023/10/20