内容説明
鑑賞教材としての詩を前にして、それをどのように取り扱ったらよいのかということで、わたしたちは、少なからず戸惑いを覚えることがあります。詩の授業にまつわる戸惑いや悩みを共有するものたちが集まって、サークルのなかで、いささかの実践を続けてきました。この本は、その記録の一部です。この本でとりあげた詩の多くは、現行国語教科書に採択されているものです。高学年では、教科書以外から選んだ作品を意識的に教材化してとりあげました。
目次
1 詩と子どもたち
2 詩の鑑賞指導
3 詩の授業のすすめかた(ひとつの作品を異学年で;視覚に訴えて;感想文をいかして;子どもの自由な発言を組織して;書き込みをいかして;平和を求めて)