出版社内容情報
革をたどる。いのちをたどる。 職人の手が生み出す、ランドセルの物語
牛革のランドセルをめぐって、牛の「皮」が「革」となり、ランドセルの形になるまでの道のりを紹介する写真絵本。
毛が付いた大きな牛の皮が、職人の手によって「革」へと変貌していく様子を、ダイナミックな写真で描きます。
ランドセル工房での緻密な手作業、牧場で愛情深く育てられる牛の姿など、読めばランドセルや革製品への興味と愛着が深まること、間違いなし! 革についての知識と理解がより深まる、Q&A付き。
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~ 牛革ランドセルを通して知る、革の仕事、そして「いのち」のこと。 ~
ぼくの住む兵庫県たつの市は、牛革生産量日本一の町です。
みんなが使っている牛革のランドセルは、もとをたどれば「牛の皮」。
「いのち」あるものが、どのようにして革製品へと生まれ変わるのかを知ってほしくて、この本を作りました。
たくさんの職人さんたちの手から手へとわたり、ていねいに作られる牛革のランドセル。
その道のりを知れば、あなたもきっと大切に使いたくなるはずです。
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【本書の特長】
◎牛革生産量日本一の兵庫県たつの市の革なめし工場で、牛の「皮」が「革」になるまでを取材。目を見張るダイナミックな写真で紹介します。
◎ランドセル工房や牧場でも撮影を行い、多くの人の手と愛情を経て、革がランドセルへと製品化されるまでを描きました。
◎巻末のQ&Aでは、革について詳しく解説。また、牛の「皮」がランドセルにまでの全工程を写真入りでまとめています。
◎多くの人の丁寧な手仕事を経て、子どもたちの手元に届く牛革ランドセル。その成り立ちを知ることで、愛着と興味を深めていただけます。
◎動物と人間との関係性や、生き物の「いのち」について、親子で考えるきっかけになる写真絵本です。
【目次】
内容説明
牛革のランドセルをめぐって、牛の「皮」が「革」となり、ランドセルの形になるまでの道のりを紹介する写真絵本。毛が付いた大きな牛の「皮」が、職人の手によって「革」へと変貌していく様子を、ダイナミックな写真とやさしい文章で描きます。ランドセル工房での緻密な手作業、牧場で愛情深く育てられる牛の姿など、読めばランドセルや革製品への興味と愛着が深まること、間違いなし!革のことがよりよく理解できる、Q&A付き。
著者等紹介
上吉川祐一[カミヨシカワユウイチ]
1978年兵庫県たつの市生まれ。7年間のスタジオ勤務を経て薬師山写真館を設立、ポートレートや企業の広告写真も手がけるほか、写真を通じた地域活性に注力。ワールドフォトグラフィックカップ日本代表、ウェディングフォトアワード金賞など国内外の受賞歴多数。(公社)日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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