鳥博士と天才カラス

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鳥博士と天才カラス

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  • サイズ B5変判/ページ数 48p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784829990162
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

出版社内容情報

ある日、1羽のカラスに出会った鳥博士。それが、水飲み場でみずから水を出して、飲んだりあびたりすることができる天才的なカラス、グミでした。日本広しといえども、いや世界を見わたしても、みずから水を出せるカラスはそうそういません。博士はわくわくしながら観察を続けます。おどろくような技を見せるグミ。その天才ぶりにおどろく博士。そして観察を続けた博士を待っていたものは……。

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鳥博士のしごとは、いろいろな鳥のことをくわしく調べて伝えること。これまで、カッコウ類がほかの鳥の巣に卵を産みこんで、親鳥に育てさせる「托卵(たくらん)」のひみつや、ハチクマというタカが、2万キロにおよぶ旅で、いつどこを通っているのかをくわしく調べ、発表してきました。そんな鳥博士がある日1羽のカラスに出会います。それが、水飲み場でみずから水を出して、飲んだりあびたりすることができる天才的なカラス、グミでした。日本広しといえども、いや世界を見わたしても、みずから水を出せるカラスはそうそういません。しかもグミがいるのは、博士が住んでいる街からほど近い公園です。博士は貴重な機会にわくわくしながら毎日観察を続けます。おどろくような技を見せるグミ。その天才ぶりにおどろく博士。そして観察を続けた博士を待っていたものは……。

日本を代表する鳥類学者、樋口広芳博士(東大名誉教授・慶應大訪問教授)が2019年に発表した、横浜市内の公園に現れた「水道ガラス」の観察・研究を物語にした絵本です。博士がグミと名付けたハシボソガラスは、野鳥を長年観察・研究してきた樋口博士さえ唸らせる天才的な行動を見せました。博士の貴重な観察と研究を子どもたちに伝え、観察によって発見し、調べ、考える力を養うヒントになればと企画しました。

・ カラスの知能の高さと、カラスの中にもさらに天才的な個体がいることを伝える
・ カラスに対する偏見を排除し、行動を観察する対象として最適であることを示す
・ 公園など市街地の身近な環境でも、世界を驚かせるほどの興味深い観察対象が見つかることを伝える
・ 博士の着眼点、観察や調べる方法、得られた結果の分析など、鳥類学者としての視点や研究の手法をやさしくわかりやすく伝える
・ 博士がこれまで観察してきた「くるみ割りガラス」「置き石ガラス」など「ニュースなカラス」も紹介
・ カラス以外にも、いろいろな鳥がいて、異なるくらしをしていること、よく観察することで博士のように発見できるかもしれないことを伝える
・ 調べ学習や自由研究のヒントになる

カラスの興味深い行動について、もっとくわしく知りたい方には『ニュースなカラス、観察奮闘記』(文一総合出版)をおすすめします。

内容説明

『鳥博士と天才カラス』は、鳥類学者・樋口広芳博士によるじっさいのかんさつを、物語にした絵本です。じぶんで水道の栓をまわし、水を出して飲むかしこいハシボソガラスのグミと、つがいの相手のヨウジを、博士は2018年3月から4月までの約50日間、神奈川県横浜市の弘明寺公園でかんさつしました。

著者等紹介

樋口広芳[ヒグチヒロヨシ]
1948年生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。日本野鳥の会・研究センター所長、東京大学大学院教授を経て、東京大学名誉教授、慶應義塾大学訪問教授。専門は鳥類学、生態学、保全生物学。日本鳥学会元会長

おおたぐろまり[オオタグロマリ]
大田黒摩利。神奈川県生まれ。イラストレーター、絵本作家。身近なフィールドで出あった生き物たち、特に野鳥を描いている。1991年度美学校細密画教場を受講、これを機に本格的にイラストを描き始める。1993年より図鑑、雑誌、パンフレットなどのイラスト制作、2004年からは絵本の挿絵や制作に携わる。日本ワイルドライフアート協会、日本野鳥の会茨城県、宍塚の自然と歴史の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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にゃも

14
水道の蛇口を自分でひねって水を飲むカラスの話は、当時何度も見た。滑り台をすべって遊んでいる映像もあった。カラスって本当に賢くて面白い。先日読んだ本では人の顔を認識できるとか…自分なんかハシブトカラスとハシボソカラスの違いもよーく見ないとわからないのに。でもこの本を読んで、その辺をとことこ歩いているのはハシボソの方だということがわかった。ハシブトはピョンピョンとびはねる。鳴き声も違うようだ。収穫だ。2024/01/26

ひなぎく ゆうこ

14
図書館の紹介で手に取りました。 ハシブトガラス:「カァカァ」と鳴き、ぴょんぴょん跳びはね進む。 ハシボソガラス:「ガァガァ」と鳴き、とことこ歩く。 先日見かけた、パンのかけらをフェンスの影に隠してた子は、ハシボソガラスだった模様。2023/10/10

ころちくわ

14
図書館の新着コーナーにあったので、思わず手にしてしまった。カラスは人間の行動を観察しているんじゃないかと思う時がある。うちの畑のとうもろこしがちょうど実ったところで、先に食べられてしまったことがあった。鳴き声も微妙に違うので、また同じ奴が来てるな、と分かる。人間の方がからかわれているみたいで面白い。2022/10/18

さえきかずひこ

11
横浜の公園にいた自分の嘴で水道の栓をあやつるとても賢いカラスの観察記録を元にした絵物語。温かみのあるイラストも良い。2022/07/25

けいねこ

8
蛇口を開けるカラスの観察から、カラスの賢さを紹介する。物語ではないので、この絵ではなく、むしろ写真の記録で読みたかった。2022/07/14

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