内容説明
季節をおって、近所の公園から野山まで。落ち葉が、風や雨にさらされて、ミミズやダンゴムシに食べられて、大地の土になるまでの物語。
著者等紹介
いわさゆうこ[イワサユウコ]
宮城県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ツキノ
32
【落ち葉大集合】2021年11月発行。いろいろな落ち葉を短いリズムのいい文章で紹介する。全部絵による労作。解説も付いている。図鑑ではなく絵本形式なのがいい。【23】2022/01/23
たーちゃん
22
季節ごとの綺麗な落ち葉。そろそろ紅葉の季節ですね。公園に行くのも楽しみです。2022/09/21
あおい
17
この葉っぱみたことある。そうそうこういう色に変化していく。何気なく見ていたけどこの葉っぱこんな名前だったのかと綺麗な絵を見ながら楽しく読みました。落ち葉についての詳しい解説もあり。2022/02/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
落ち葉が大地の土になるまでを、季節をおって描かれています。落ち葉ってなに?という疑問や、落ち葉遊び、紹介された落ち葉の数々を巻末で解説されてます。美しい落ち葉たち、こんなに色とりどりなんですね。2022/01/02
遠い日
8
いわさゆうこさんらしい、絵本だけれど図鑑に匹敵する豊かな情報量が嬉しいです。常緑樹が葉を新しくする春落ち葉、結構激しく落ちるので、それをみると春がきたなと思います。テキストは歯切れよく、テンポもいい。口に乗せれば詩のようでもある。地面に落ちた落ち葉の変化にまで触れているのがすてき。巻末には紅葉(黄葉)や落葉の仕組み、いろいろな色付きを見せる理由、落ち葉と虫たちの関係、落ち葉の遊びまで、きめ細やかな解説がすばらしいです。2021/12/08
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