目次
この本の使い方と特長
用語解説
クモの体・各部の名称
クモ目の主要な科の特徴
環境別、クモ観察の目の付けどころ
網の形からクモを識別する
卵のうの形からクモを識別する
本州におけるクモ類の分布パターン
ハラフシグモ亜目 ハラフシグモ下目
トタテグモ亜目 トタテグモ下目
クモ亜目(ヤマシログモ下目;カヤシマグモ下目;クモ下目)
著者等紹介
新海栄一[シンカイエイイチ]
1948年東京生まれ。東京写真大学短期大学部技術科(現東京工芸大学芸術学部)卒。専門はクモの分類、分布、生態研究。クモの生態写真撮影では世界の第一人者。主な業績としては、日本列島のクモ相の全容解明。環境指標としてのクモの利用(環境指標種を選定して当該地域の環境評価を行う)等がある。またナンブコツブグモの球状円網の発見、キンヨウグモ(幼体)、ナルコグモ、キザハシオニグモ、ユアギグモ、キヌアシナガグモ(幼体)、ヤマトヤギヌマグモ、キヌキリグモ他の網の発見、イセ*イセキグモ類の投げ縄式捕虫行動の発見等、多くの新発見、新知見を見出している。分布調査では全国3000箇所以上の調査を行い、また各地の環境アセスメント、総合調査、河川・水辺の国勢調査等の現地調査、標本同定は200箇所以上に及ぶ。1967年、故萱嶋泉氏らと共に東京蜘蛛談話会を股立(現在会員数200名)、各地で観察会、研修会、講演会を行い、日本のクモ研究の中心的な役割を果たしている。また日本蜘蛛学会においても運営委員、編集委員長、自然保護委員会委員長、評議員を歴任。現在、東京蜘蛛談話会会長、国分寺市議会議(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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