内容説明
調査データを基に選ばれた、野外で本当に出会うチョウ・バッタ・セミを７００種以上収録（２巻で計１４００種収録）。生きている昆虫を撮影した「白バック写真」をほぼ全種で掲載。標本写真にはない、昆虫の迫力ある姿が満載。識別に役立つピックアップ解説や絵解き検索で出会った虫の観察が楽しくなる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えも
18
新聞広告で気になり、名古屋の本屋で買ってしまいました▼これ、好いですよ！ 小さい割に、見かける昆虫がたくさん載ってて、写真がわかりやすくて、検索表もあって、使えそう！ つい、１ページずつ眺めてしまい、子供も気に入って「巡検に持って行く」と言ってました。2015/03/23
遠い日
11
『日本の昆虫１４００①』はチョウ・バッタ・セミを所収。写真が鮮やかで紹介、説明も明快でわかりやすい。詳細な図鑑や事典も大好きだが、こういうポケット図鑑も、子どもの時分から好き。ぱっと手にしてさっと調べることができるのがいい。この頃は子どもたちも育ち上がってしまい、虫に対する質問もないので「さっと調べる」必要性がなくなったけれど。虫をじっくり観るような暮らしがしたいなぁ。2016/05/27
みきすけぶんぶん
5
写真が綺麗で見やすいし、昆虫の見分け方も細かく載っている。まさにツボを押さえた図鑑。図鑑は何冊か持っていますが、今のところこれが一番です。なんで近所の本屋に置いてないねーん。おかしいやろー。まあでもフリガナがないので小さい子供向けではありませんが…。でも激しくお勧めしたい図鑑です。（大きい図鑑は子供向けにして、携帯用にはこれというのがいい組み合わせだと思う。）2016/10/18
幻日
4
安価でハイクオリティな一冊。全ての種で「白バック」で撮られた写真が掲載されているのが特徴。自然界での生態写真も所々に。タイトルは『チョウ・バッタ・セミ』であるが、チョウ目、バッタ目、セミ含むカメムシ目の他にゴキブリ目、カマキリ目、ナナフシ目、ハサミムシ目も含まれる。チョウ目では蛾が200種以上（225種？）と、かなり多く取り上げられている。九州～本州ではメジャーな種は大体カバーできていると思う。南西諸島の昆虫は少なく、オマケで眺める程度。また、幼虫は掲載されていないため別の図鑑が必要。2013/05/13
かば◎
3
編者である槐氏の講演があって、その機会に購入。標本ではなく生きた昆虫を、けれど野山での生態写真ではなく、いわば「スタジオ写真」で細部まで確認できるように提示しているところに特色がある。類似種の見分け方なども細かく、身近な虫の同定に重宝しそう。ただし時々はさまるコラムが前後のページとまるで関連がなかったり、別のページに見分け方が出ていることに触れていなかったりなど、ちょっとこなれていないと思える部分も。2014/02/03
