出版社内容情報
現生のカメ類約300種を紹介した「カメの図鑑」。形態・生態の特徴のほか,ペットとして流通する種については飼育方法も記載。
大谷 勉[オオタニ ツトム]
著・文・その他
川添 宣広[カワゾエ ノブヒロ]
編集/写真
目次
はじめに(曲頚類と潜頚類;カメ類の分布と気候区;カメの体 ほか)
世界のカメ(リクガメ科;曲頚亜目(ヨコクビガメ科・ヘビクビガメ科)
潜頚亜目(カワガメ科・ドロガメ科・カミツキガメ科・オオアタマガメ科・スッポン科・スッポンモドキ科) ほか)
カメ類の飼育
著者等紹介
大谷勉[オオタニツトム]
2013年11月、高田爬虫類研究所を継承。2000年より始めたリュウキュウヤマガメの調査を継続中。やんばるツアーなども精力的に開催
川添宣広[カワゾエノブヒロ]
1972年生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て2001年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スリカータ
4
カメは身近でありながら、陸地や淡水、海水、砂漠まであらゆる環境に適応した種類がいて興味深い。これほどの図鑑をよくぞ作ったと感服した。びっくりお目々のスッポンから、恐竜を思わせる精悍な顔立ちのカメもいて、情報量の多さに圧倒された。最後にカメの飼育法が載っていて親切な編集。家で飼っているリーブスクサガメに愛情を注ごう。2019/11/10
kaz
1
紹介されているカメの種類に圧倒される。例えばスッポンと言っても、世界各地で様々な種類のものがあるのだ。総じて色目は地味な生き物だが、中にはちょっと派手目な模様のカメやとてもひょうきんな顔つきのカメもあって面白い。ヘビクビガメ科のカメは、ろくろ首みたいでちょっと不気味かも。2018/05/20