出版社内容情報
自然科学写真で注目を浴びている深度合成をはじめとした、超拡大撮影のテクニックを紹介する撮影ガイド本。
日本自然科学写真協会[ニホンシゼンカガクシャシンキョウカイ]
1978年6月に発足した文化団体。自然と科学をテーマにした親睦と情報交流のを行うとともに、写真教育の助成と高揚を通して写真文化の向上と発展を願う写真人の集まり。協会員には、プロ及びアマチュアの写真作家、写真関係の研究者と技術者、自然科学・工学・医学部門の研究者、小中学校、 大学の教職員と視聴覚担当者、ナチュラリスト、写真・科学雑誌の編集関係者、写真関連の業界人など、多方面の人が参画している。
海野和男[ウンノカズオ]
1947年東京生まれ。学生時代から昆虫写真を撮り,東京農工大学で昆虫行動学を学ぶ。卒業と同時にプロ宣言。身近な昆虫の撮影以外に学生時代より熱帯雨林に通い,珍奇な昆虫を追い求める。最近は海外で年間100日以上の撮影をこなす。動けるうちが写真家の華と考えるからだ。現在SSP会長。子どもたちを育てる「生きもの写真リトルリーグ実行委員長」著書、写真集多数。
小檜山賢二[コヒヤマケンジ]
慶應義塾大学名誉教授、工学博士。1967年慶慶應義塾大学工学部修士課程修了。1992年NTT無線システム研究所所長。1997年慶應義塾大学教授。2008年同名誉教授。著書:「兜虫/塵騙/葉虫/象虫」出版芸術社、「日本の蝶/続日本の蝶」山と渓谷社、「虫をめぐるデジタルな冒険」岩波書店、「ケータイ進化論」NTT出版など。受賞:第41回講談社出版文化賞写真賞(象虫)、電子情報通信学会業績賞、第21回東川賞新人作家賞、Laval Virtual グランプリ、日本昆虫学会あきつ賞など。
目次
拡大撮影編(拡大撮影の基礎知識;被写体サイズに合わせた撮影;野外で光を操る)
深度合成編(深度合成の基礎知識;カメラ内深度合成とフォーカスブラケット;達人の深度合成テクニック;画像合成と合成ソフト)