PHPビジネス新書<br> トヨタ式「改善」の進め方―最強の現場をつくり上げる!

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トヨタ式「改善」の進め方―最強の現場をつくり上げる!

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  • サイズ B40判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569691893
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C1234

出版社内容情報

事例豊富ですらすら読めるトヨタ流の教科書。

トヨタ式「改善」を知り尽くした著者が、そのエッセンスをコンパクトにまとめて解説。あなたの会社を今すぐ変えるヒントが満載。

世界NO.1を目前に、快進撃を続けるトヨタ。その強さを支えるトヨタ生産方式と改善の手法は、「ジャスト・イン・タイム」「自働化」「ムダ取り」などの用語とともに広く知れ渡っている。

▼本書はそうした「トヨタ式改善」と「トヨタ生産方式」を、新書ならではのわかりやすい語り口で紹介するとともに、実は最も難しい「それをどう組織に浸透させていくか」までを語る。

▼多くの業種・業態の現場にトヨタ式改善を指導してきた著者だけに、導入の過程で起こりうる様々な問題をふまえつつ、「リアルな」トヨタ式改善の手法を説く。

▼まさに、「トヨタ式の教科書」の決定版的な一冊。

●序章 トヨタ式改善とはどんな成功ツールか ――改善とトヨタ生産方式 
●1章 「その手があったか!」を見つけてムダをなくす ――ムダの認識と5S 
●2章 競争力を「まったく別の水準」に高める ――品質・納期・コストの改善 
●3章 いい「トップダウン」を機能させる ――管理者とトップの役割 
●4章 成長の踊り場と天井を突き抜ける ――間接部門の改善 
●5章 「育てる」「育つ」最強サイクルの完成 ――人を育てる改善

内容説明

快進撃を続けるトヨタ。その強さを支えるトヨタ生産方式と改善の手法は、「ジャスト・イン・タイム」「自働化」「ムダ取り」などの用語とともに広く知れ渡っている。本書はそうした「トヨタ式改善」を紹介するとともに、実は最も難しい「それをどう組織に浸透させていくか」を語る。多くの業種・業態の現場にトヨタ式改善を指導してきた著者が、導入の過程で起こりうる様々な問題をふまえつつ、「リアルな」トヨタ式改善の手法を説く。

目次

序章 トヨタ式改善とはどんな成功ツールか―改善とトヨタ生産方式
1章 「その手があったか!」を見つけてムダをなくす―ムダの認識と5S
2章 競争力を「まったく別の水準」に高める―品質・納期・コストの改善
3章 いい「トップダウン」を機能させる―管理者とトップの役割
4章 成長の踊り場と天井を突き抜ける―間接部門の改善
5章 「育てる」「育つ」最強サイクルの完成―人を育てる改善

著者等紹介

若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ式の導入と実践にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。現在同社代表取締役社長。中国西安交通大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

31
トヨタ式改善の始まりは朝鮮動乱。資金なし、増員なしという経営危機直後の逆境での需要急増に知恵のみで立ち向かったことが奏功した。同時期に、ホンダは工作機械輸入に大規模投資を決断する一方で、資金の早期回収に努力した。苦しい時にするからこそ努力という。試練に対し全社一丸となったことで組織のかたちができた。プロセスは違うが、時間の価値を最重要視、停滞は悪で変化は善というDNAを組織に埋め込んだことは共通。これらは我が国の産業を支えてきただけでなく、世界にも拡散した。歴史と背景を知れば、Kaizenはさらに輝く。2015/07/16

Kentaro

19
トヨタ生産法式と改善の手法は多々あり、様々な書籍で紹介されているが、つまるところ、トヨタにはものを探している人がいないということに尽きるのではないだろうか。 このためには5Sの徹底が欠かせない。まずは整理でいるものと要らないものに分類して、要らないものは清掃により捨てる。そして、いるものは整頓によって、いつでも取り出せるように配置しておくことである。 ものを探すのも情報を探すのも、それ自体に時間がかかってしまっては、ムダ以外の何者でもない。トヨタ式改善の本を読むと基本に忠実に愚直に改善し続ける事だと思う。2019/01/17

cape

16
トヨタの改善を取り入れるための初級本。新書の性格上、そんなに深い話はなく、一通り説明しましたという感じ。一過性の改善ではなく、改善力をつけるための改善、当面の問題解決ではなく、真因追及をした根本的な問題解決。日々の膨大な業務を処理しながらそれを行うには、相当粘り強く働きかけ、取り組み、マインドを根本から変えていかないといけないのだろう。言うは易く行うは難し。悩ましい。2016/09/17

doi

13
かんばん方式など、自然と改善されるようなシステムを作ることがカイゼンなのかな。/組織を変えられるような上の立場、あるいは下の立場でもそういうことが言いやすいような雰囲気がないとカイゼンを学ぶ必要はないようだ……。2017/01/31

ずんず

6
【トヨタ式は生産現場だけではない】 良書です。トヨタの工場での生産管理についての改善を説明している本ですが、本でも紹介されている医療現場でも適用できるようです。トヨタ式の本質が「人づくり」「ものの見方や考え方、行動の仕方」である事だからだと思います。仕事・職種などの題材はなんでもよくて、より良くするには?を考えて変化を知的な仕事として楽しむ事ができるかを意識して取り組んでみてはどうだろうかと思うのです。2021/04/18

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