出版社内容情報
台所に転がっている大根,机の上の1本の鉛筆。そんなところからでも,自然観察は始まります。自然観を深める「ポイント」を紹介。
櫻谷保之[サクラタニヤスユキ]
さくらたにやすゆき 近畿大学元教授 生態学,昆虫学が専門。主著『動物の生態と環境』(共立出版),『テントウムシの調べ方』(文教出版,監修)など。近畿大学キャンパス周辺の里山で,学生と一緒に,長年にわたって野鳥,植物,昆虫などの調査を続けてきた。
内容説明
並べたり、グラフを作ったり、野菜を観察したり。外に出なくても楽しい取り組みもたくさん。花・鳥・虫・獣から日食・月食まで、観察力と思考力をはぐくむアイデア集。
目次
小さな子供たちと(とっても身近な自然観察―野菜の根;生物の「表情」 ほか)
いつも歩いている道で(五感を使った自然観察;街の中の自然―どんなレベルの自然? ほか)
雨が降ったら、部屋の中で(「自然」って何でしょう?;とっても身近な自然観察―野菜の根 ほか)
「生物多様性」の学習教材として(色や模様の変異;1種類の生物が必要とする多様な環境・条件―ナナホシテントウでは ほか)
「生態系」の学習教材として(毛虫は本当に害虫?―植物と草食動物の絶妙な関係;外来種の影響の観察 ほか)
自然観察を計画する人のために(「自然」って何でしょう?;1枚の葉が持っている情報量 ほか)
著者等紹介
桜谷保之[サクラタニヤスユキ]
元近畿大学農学部教授。宮城県に生まれ、石巻湾に面した里山や里海で20年間ほど過ごす。専門は昆虫生態学、里山生態学。今日まで40年余、地域や大学里山で生物調査や自然観察会にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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