内容説明
この本は、身近な場所で見られる野鳥たちのユニークな色や形、面白い生態を写真とイラストで紹介するビジュアルガイドです。色や形、鳴き声だけでなく、糞や足跡、古巣など、鳥の話題がぎっしり詰まった一冊です。鳥を探すコツやおすすめの観察道具、99種類の野鳥図鑑もついているので、野外で使うこともできます。
目次
色と形に注目しよう!(青い鳥;黄色い鳥;赤い鳥 ほか)
鳥の生活をのぞいてみよう!(鳥のさえずり;ツバメの子育て;ハンティング! ほか)
身近な野鳥図鑑
身近に起こっていること(傷ついた鳥たち;外国から来た鳥;絶滅のおそれのある鳥 ほか)
著者等紹介
箕輪義隆[ミノワヨシタカ]
主に鳥類を描くイラストレーター。研究者のシビアな要求に応えられる絵を描きたいと思いつつ活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukision
69
最近はまっているバードウォッチングの参考に,と借りてきたが,軽く読める野鳥の読み物としても面白い。それぞれの野鳥の習性や後ろから見た鳥の見分けクイズ,季節によっての羽毛の変化など,勉強になった。2022/03/15
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
60
私の好きな動物写真家戸塚学さんの本。サインもいただいてしまいました。内容はバードウオッチング初心者向けのガイドブック。また、それだけでなくて身近な鳥の図鑑として使えます。お散歩途中で見かけた鳥に詳しくなるれる一冊です。ベテランさんには物足りないけど、これから始めてみようという人には良い本だと思います。★★★★2012/11/04
クリママ
48
鳥の体の名称(翼だけでも10コもある)から始まり、鳥の色分け、実寸大、姿勢、子育て、ハンティング、飛び方など、多くのの写真とイラストで、いろいろな生態が解説されている。気づかないこと、知らないこと満載で、とても面白かった。2022/07/20
おはに
26
ここ最近海外の動物に目を向けすぎてて日本の事を全然知らないんだなと痛感した。日本の野鳥でもこれだけ多くの種がいるのに。これを軽く読んだだけでは全て吸収したとは言えないから、本当に一冊買ってカメラ持って野鳥撮りに行こうかな笑{(-_-)}♡そんな鳥たちも人間の捨てたゴミや環境のせいで苦しみ絶滅危惧種として登録されている種も多い。私達人間が海や川や道でゴミを捨てないとか餌を与えないとか小さい事だけど皆がやればもっと鳥たちに繋がるのにな。私達はこんなにも美しい命を汚す事も守ることも出来るはず。守ってゆこう。2016/03/18
OHモリ
15
・読み終わってしばらくたったので内容の詳細や新鮮な興奮は忘れてしまったが、感想というか印象は「いや~面白かった!」だ。(ええかげんやなあ) ・前半は野鳥の色と形に注目した話題、中盤では足跡やうんち、ペリットなど鳥の生活のうんちくが語られ、いずれも斬新で面白かった。そして残り3分の1が「身近な野鳥図鑑」ということで99種の野鳥を写真付きで紹介している。(実際に見たことがるの今のところまだ54種) ・図鑑と野鳥トレビア的な本の中間の位置を占める感じでとくに私のような野鳥観察初心者にお勧めの1冊。2021/06/13